上司へのLINEの書き出し・始め方|最初の挨拶と一言目の例文

職場・仕事のLINE

上司のLINEを交換したものの、最初の一言目が送れないまま数日……というのはよくあることです。仕事のLINEは、凝った文章よりも「誰が・何の用で・どうしてほしいか」が一目でわかることのほうが大事。この記事では、上司へのLINEの書き出しを、初回・二回目以降・用件別に例文でまとめます。

この記事の結論

  • 上司へのLINEの書き出しは「お疲れさまです。(部署名)の〇〇です。」と名乗り、続けて用件を1文で書くのが基本です。
  • 初めて送るときは所属と氏名を必ず添え、あいさつ・名乗り・用件・お願いの4行以内にまとめると読みやすくなります。
  • 夜間や休日に送る場合は「夜分に失礼します」「お休み中に失礼します」と一言添え、急ぎでなければ翌営業日の朝に送るのが無難です。

上司へのLINEの書き出しは「あいさつ+名乗り+用件」が基本

仕事で使うLINEは、メールほど堅くなくてかまいませんが、チャットアプリの気軽さをそのまま持ち込むと軽く見えることがあります。目安は「あいさつ+名乗り+用件」の3点セット。この形にしておけば、どんな相手・どんな場面でも失礼になりにくく、迷う時間も減ります。

あいさつは「お疲れさまです」が万能です。朝一番なら「おはようございます」、社外の相手なら「お世話になっております」。名乗りは、上司があなたの名前を登録していない可能性を考えて、初回は必ず入れます。用件は最初の1文で結論から書き、詳細はそのあとに続けます。

長さの目安は、スマホの画面で一度に読める4行程度まで。それより長くなるなら、メールや口頭のほうが向いている内容かもしれません。

例文

お疲れさまです。営業部の〇〇です。明日の打ち合わせの資料について1点ご確認したく、ご連絡しました。

あいさつ・名乗り・用件が3文で収まっている基本形。返信もしやすい長さです。

避けたい例

すみません、ちょっといいですか?

誰からの何の用かがわからず、上司は返事のしようがありません。用件は最初のメッセージに入れます。

初めて上司にLINEを送るとき:名乗り方と最初の挨拶の例文

交換したその日のうちに、短くひとことだけ送っておくと、以降のやりとりがぐっと楽になります。内容は「先ほど連絡先を交換いただいた〇〇です」という確認だけで十分。返信を求める文にしないのがコツで、上司も「了解」や既読だけで済ませられます。

名乗りは「部署名+フルネーム」が安全です。同じ名字の人がいる職場では特に効きます。歓迎会や着任直後なら、ひとこと感謝や抱負を添えてもよいですが、長い自己紹介文は不要です。

絵文字やスタンプは、初回は使わないのが無難です。上司が絵文字入りで返してきたら、次回から軽い絵文字を1つ使う程度に合わせる、という順番が安心です。

例文

お疲れさまです。先ほど連絡先を交換いただきました、開発部の〇〇です。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

交換当日に送る定番。返信不要のトーンなので、上司の負担になりません。

例文

お疲れさまです。本日から配属になりました〇〇です。分からないことも多くご迷惑をおかけするかと思いますが、よろしくお願いいたします。

着任時の挨拶。抱負は一文だけにとどめると読みやすくなります。

避けたい例

はじめまして〜!これからよろしくお願いします🙇‍♀️✨スタンプ送りますね!

初回から砕けた口調と装飾が多いと、距離感を測りかねる相手もいます。まずは敬語のみで。

用件別・一言目の例文(報告/相談/欠勤/お礼/お詫び)

書き出しの後半、つまり用件の1文目は「何の話か」をラベルのように置くと伝わります。「〇〇の件でご相談です」「〇〇のご報告です」と先に種類を示すと、上司は読む姿勢を切り替えられます。

急ぎかどうかも書き添えると親切です。「お手すきの際で構いません」「本日中にご確認いただけると助かります」の一文があるだけで、相手は優先順位をつけられます。逆に、本当に急ぐ用件はLINEではなく電話が向いている場合もあります。

欠勤・遅刻の連絡は、職場のルール(電話が原則か、LINEでよいか)を先に確認しておきましょう。LINEで送る場合は、事実・見込み・引き継ぎの3点を簡潔に書きます。

例文

お疲れさまです。〇〇です。本日の進捗のご報告です。A社向けの資料は9割完成し、明日午前中に共有いたします。

報告。結論→詳細の順で、確認だけで終われる形にしています。

例文

お疲れさまです。〇〇です。体調不良のため本日はお休みをいただきたく、ご連絡しました。午前中に病院へ行き、改めて状況をご報告します。急ぎの案件は△△さんに引き継ぎ済みです。

欠勤。事実・今後の見込み・引き継ぎがそろっていると、上司が判断しやすくなります。

例文

お疲れさまです。〇〇です。本日はお忙しいなかご同行いただき、ありがとうございました。いただいたご指摘を次回の提案に反映します。

お礼。感謝だけで終わらせず、次の行動を一文添えると印象が締まります。

避けたい例

相談したいことがあるので電話してもいいですか?今すぐ。

内容が分からないまま時間を指定されると、相手は身構えます。要件の概要と希望時間帯を添えましょう。

送る時間帯と、夜・休日に書き出すときの一言

業務時間内に送るのがいちばん無難です。始業直後や昼休み明けは相手も見やすい時間帯といえます。終業間際に長い相談を投げると、その日のうちに処理できず双方の負担になりがちです。

どうしても夜や休日に送る必要があるときは、書き出しに「夜分に失礼します」「お休み中に失礼します」と一言。そのうえで「お手すきのときで結構です」「月曜の朝にご確認いただければ大丈夫です」と付け加えると、相手は安心して後回しにできます。

急ぎでない用件なら、下書きだけ作って翌朝に送るという手もあります。送信予約の機能がなくても、メモに残しておけば朝の数秒で送れます。

例文

夜分に失礼します。〇〇です。明日の朝の会議資料を共有いたします。ご確認は明朝で問題ありません。

夜に送らざるを得ないときの型。緊急度を明示すると相手が楽になります。

避けたい例

お疲れさまです!起きてますか?

用件のない時間外の呼びかけは、私的な連絡と受け取られることがあります。用件から書きます。

二回目以降の書き出しと、返信が来ないときの考え方

やりとりが続いている途中なら、毎回「お疲れさまです。〇〇です」と繰り返さなくても問題ありません。同じ日のうちの連続したやりとりでは、「承知しました」「ありがとうございます、では〇〇で進めます」と本題から入るほうが自然です。日をまたいだら、また軽くあいさつを入れる、くらいの感覚でよいでしょう。

返信が来ないときは、まず相手の状況を考えます。会議や外出が続いていれば既読にすらならないことがあります。目安として、急ぎでなければ1営業日ほど待ち、それでも必要なら「先日ご連絡した〇〇の件、いかがでしょうか」と用件を再掲して一度だけ催促します。

催促しても反応がなく、締め切りが迫っているときは、LINEにこだわらず口頭や電話、メールに切り替えます。連絡手段を変えることは失礼ではなく、むしろ仕事の進め方として妥当です。

なお、上司の返信が短い・素っ気ないというだけで、嫌われたと決めつける必要はありません。文字数と感情は必ずしも一致しないからです。自分のトークのやりとりから相手の温度感を確かめたいときは、スクリーンショットを読み取って返信案を出すスクショ診断のようなツールを使ってみるのも一つの手です。

例文

お疲れさまです。〇〇です。先日ご相談した見積もりの件、その後いかがでしょうか。お手すきの際にご確認いただけますと幸いです。

催促は責める言い方を避け、用件の再掲+お願いの形に。

避けたい例

既読ついてますよね?返信お願いします。

既読を指摘する書き方は角が立ちます。相手の状況に配慮した表現に置き換えます。

やりすぎ・やらなすぎを避けるための線引き

書き出しで悩む人がつまずきやすいのが、丁寧にしようとして長くなりすぎるパターンです。「お忙しいところ大変恐縮ですが」を何度も重ねるより、短く要点を伝えるほうが相手の時間を守れます。時候の挨拶も、社内のLINEでは不要です。

逆に、スタンプだけ・「了解です」だけで済ませるのは、相手や場面によっては軽く映ります。指示を受けたときは「承知しました。〇〇の件、明日までに対応します」と、理解した内容を一言添えると安心感があります。

業務時間外の頻繁な連絡や、私的な内容の一方的な送信が続くようであれば、無理に付き合う必要はありません。負担が大きいと感じたら、上司以外の信頼できる人や社内の相談窓口、各都道府県の労働局にある総合労働相談コーナーに相談するという選択肢もあります。内容によってはハラスメントに当たる可能性もあるため、断定せず、記録を残したうえで専門の窓口に相談してみてください。

例文

承知しました。本日中に修正版を送付いたします。ご指摘ありがとうございました。

指示への返信。理解した内容と期限を示すと、それだけで確認のやりとりが減ります。

避けたい例

平素より大変お世話になっております。時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。

社内LINEでの定型的な時候の挨拶は冗長です。メール向きの表現です。

よくある質問

上司へのLINEで毎回名乗る必要はありますか?

初回は必ず、部署名とフルネームで名乗ります。その後は、日をまたいだ初めの一通で軽く名乗る程度で十分で、同じ日のやりとりの途中では省いてかまいません。上司の登録名にあなたの名前が入っているかわからないうちは、名乗っておくほうが安全です。

「お疲れさまです」と「お世話になっております」はどちらを使いますか?

社内の上司には「お疲れさまです」、社外の相手には「お世話になっております」が一般的です。朝一番なら「おはようございます」でも自然です。職場に慣習があれば、そちらに合わせるのがいちばん確実です。

上司へのLINEに絵文字やスタンプを使ってもいいですか?

初回や重要な連絡では使わないほうが無難です。上司が絵文字やスタンプを使ってくるようになったら、返信の最後に軽く1つ添える程度から合わせていくと、堅すぎず崩れすぎない距離感になります。

夜中に上司へ緊急の連絡をしたいときはどうすればいいですか?

本当に急ぎであれば、LINEだけに頼らず電話も併用します。LINEを送る場合は「夜分に失礼します」から始め、緊急である旨と必要な対応を最初の1文に書きましょう。人命や事故に関わる事態であれば、110番・119番を優先してください。

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この記事は一般的な考え方をまとめたもので、相手の気持ちや結果を保証するものではありません。暴力・お金の要求・強い束縛など安全に関わる悩みは、警察相談専用電話 #9110 や DV相談ナビ #8008 にご相談ください。